03-3944-8300 〒170-0003 東京都豊島区駒込1-37-8 コーポ市川2F 営業時間:ランチ:11:30~14:30(L.O.14:00)ディナー:18:00~22:30(L.O.21:30)水曜定休
飲食店のブログのくせに、食べ物の話が出てこないのは・・・
って思っている方のために!(ほぼ全員か?)
今日は食材の話を一丁あげてみようかと!
もうね、どれもこれも、紹介したくて、
どれから紹介したらいいかわからな過ぎて
後回しにしてたっていう・・・
サーセーン!!
散々迷った挙句、第一弾は・・・
ナーリッシュにはなくてはならない存在、
小豆島のヤマロク醤油さん~!!!
ヤマロク醤油さんとの出会いは、
ナーリッシュの常連さんに、ものすごい食通の方がいらして、
その方に教えて頂いたのがきっかけです。
訪れたのは、もう3年前の夏!
ヤマロク醤油さんのHPを見ると、
「創業150年くらい。」
って書いてあります。(笑)
昔過ぎてはっきりわからないとか。
福井県のマルカワみそさんと言い、昔ながらを守り抜いている発酵職人さんって、
いい感じにユルくて、人間ごと醸されている感じが大好きです
小豆島には現在、20件ほどの醤油屋さんがあり、
そのうち木桶で造っているところが8件 だったかな?
とても貴重なのです。
そしてみて下さいこの樽。
タンクではなく、木桶で作る醤油は別格なのです。
↓こうやって、樽の中をのぞかせてもらう事も出来るのですが、
うちの常連さんは、近づきすぎて、靴についた泥が入ってしまって、
「あ”!!!!!すいません!!」と焦ったところ、
「いや、大丈夫ですよ、そんぐらい。麹菌の方が強いですから」
と言われたと!
天然醸造の調味料は、工場のように管理されて殺菌処理された環境で作るのに比べたら、はるかに匠の技が必要とされますが、
その分菌がパワフル!!
あらゆる菌と共存して、その時の主役の邪魔は誰もしない。
それぞれが活かし合っている世界。
人間界もそうありたいと思わせる、学ばされる環境なのです。
そしてこちらが5代目の康夫さん。
私はこの康夫さんの心意気に感動しちゃいました。
木桶を作る職人さんが絶滅寸前!という状況に、
お醤油やさんなのに、
「それならば俺が作る!」って言って
仲間集めて木桶づくりを受け継いだんです!!
絶対に後世にこの文化を遺さなくてはならない・・・
そんな強い想いで、周りを巻き込んで、動いた。
詳しくはこちらに
私たちナーリッシュの力はまだまだ微力ですが、
後世に、ちゃんとした「食」を受け継ぎたい、という想いは同じ!
ということで、ヤマロクさんのお醤油を大切に使わせて頂いています。
小豆島に訪れた時は、ちょうど盆踊りの日でした。
地域社会を大切に守る取り組みが、なんと地元住民以外の若者が、
島に移り住み、地元の人々と育んでいました。
島民ほとんどが参加してるんじゃないかと思うぐらい、
ものすごい人数で盆踊りをひたすら踊る。
その輪の中に混ぜてもらって、
本当の盆踊りの意味を、体感した気がしました。
これは一つの神事なのだと。
同じリズムで、無心になって踊るうちに、
その場にいる皆が一つに溶け合うような感覚。
これぞ
THEボンオドリ!!!
ますます日本が大好きになった瞬間でした。
あ、言い忘れましたが、このヤマロク醤油さんの、
「菊醤(きくびしお)」を使わせて頂いております。
なんと、貴重な丹波の黒豆を使った超贅沢なお醤油であります。
こんな醤油をフツーに使っているのに、
ナーリッシュって・・・・
リーズナブルすぎる!!!!
他の素材も全部こんなレベルのものしか使ってないんですよー。
それがどれだけすごいことか…とヒートアップしてきたのでここら辺にしておきます
ナーリッシュでは、他にもお醤油は3種、使い分けておりますが、
もちろん、全て天然醸造です♪
最高峰のお醤油の紹介は、また今度(*´ω`)