拝啓、大根さま。　その２

大根さまに2度目に助けられたのは、

 

授乳期の事でした。

 

 

母乳が出なくて

 

壮絶な想いで

 

どうやったら出るのか

 

毎日必死。

搾乳器まで取り寄せて、

夜な夜な絞ったりして

 

今思えば狂気の沙汰(笑)

そんな試行錯誤の日々の中、

 

宅配で届いた自然栽培の大根。

 

当時は野菜の種類も少なくて

 

使い切る前に次の大根が届く。

 

こういう事に不満を感じて

 

宅配をやめてしまう方も多いと思いますが

 

私は敢えて、オススメしたいのです。

 

料理のレパートリーが

料理の発想が

 

グングン伸びるからです。

 

使っても使っても

 

次々届く同じ野菜(笑)

 

このサイクルに、私は鍛えられました。

 

レシピ本がないと料理ができなかった私が、

 

その場で色々閃くようになったのでR。

 

 

 

農家さんにしたら当たり前の日常のはず。

 

作ってる野菜は食べきれない程同じものが沢山出来る。

 

それを毎日頂く日々。

 

 

そして授乳期のママあっちゃまんは

 

千切りにして味噌汁に入れて食べたり。

 

大好きな柚子味噌作って

ふろふき大根にして食べたり。

 

大根を楽しんでおりましたところ
大きな変化を発見！

ふろふき大根

めっちゃ乳出る。

そう、同じ大根を食べるのでも、
同じ加熱して食べるのでも、
味噌汁に入れた大根と
ふろふき大根にして食べるのとでは

身体への反応は違ったのです。
ふろふき大根は、大きな塊。
ハフハフしながら食べるから、

 

身体に熱がたっぷり入る。

↓

血流が良くなる。

↓

乳出る。
つーことなんですな！！！

ちなみに、
塊がいいのか！！！

と思って
ゴロゴロした大根をたっぷり入れた

ぶり大根

食べてみましたが。
乳は出ませんでした
加熱は加熱でも、

さらに、

じっくり火を入れる

っていうのが

これまた特別な何かがあるのかもしれない、という仮説。
昆布のお出汁もそう。

そこそこの火力にかけて煮立つ直前に取り出すのと、

イラッとするぐらいゆっくり
超とろ火で小一時間かけて出汁をとるのとでは

旨味がスーパーバージョンUPするっていう

これはきっと同じ原理。
という事で

私はふろふき大根を

超絶リスペクトしています。
からの、今なーりっしゅで

超絶旬な大根ステーキ。

こちらも、スーパースペシャルなお鍋で
じーーーっくりコトコトと下ごしらえした
ふろふき大根さんを、

超絶美味しいオリーブオイルで
香ばしく焦がしソテーしておりまふ

大根様、LOVE